2012-01-01から1年間の記事一覧

glassfish へのリソース設定はリソースファイルを使うべし その3

Application Scoped Resources 前回まででは、リソースをサーバに設定していました。これにより、サーバ上のアプリケーションから共通的にリソースを利用できるようになります。 しかしアプリケーションのデプロイやアンデプロイを繰り返していると不要なリ…

glassfish へのリソース設定はリソースファイルを使うべし その2

前回では glassfish-resources.xml を手で作成しましたが、Netbeans の Webアプリケーションプロジェクトだとほとんど裏で自動的にやってくれちゃいます。ので、流れを・ Webアプリケーションプロジェクトの作成 SampleWebApp とでもして適当に Webアプリケ…

glassfish へのリソース設定はリソースファイルを使うべし その1

glassfish-resources.xml ファイルで Glassfish にリソース設定 Glassfish でリソースを設定するには以下の3つの方法があります。 GlassFish Server 管理コンソール の画面から設定 asadmin コマンドラインツールから create-jdbc-connection-pool や creat…

ソフトウェアの品質特性モデル JIS X 0129-1(ISO/IEC9126)

etc

ソフトウェアの品質特性モデルとは ソフトウェアの品質の指標を分類して体系的にまとめた規格で、ソフトウェアの品質に対する評価に利用できる。 品質特性モデル 品質特性 品質副特性 説明 機能性functionality 合目的性(suitability)正確性(accuracy)相互運…

Java の Channel 系インターフェースの階層って

Java の Channel 系インターフェースの階層ってちょっと分かりにくいので、 ByteChannel が Read/Write を束ねていて、SeekableByteChannel がその下にいる。 FileChannel は 分散読み込み(ScatteringByteChannel)と集中書き込み(GatheringByteChannel)と、…

HTML テーブルをナイスに扱う DataTables 〜ThemeRoller編〜

blog1.mammb.com前回からの続き。。DataTables によるHTMLテーブルは jQuery の ThemeRoller に対応している。 最初は、 HTML のテーブルは前回の状態から、 <head> ・・・ <link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://ajax.aspnetcdn.com/ajax/jquery.dataTables/1.9.4/css/jquery.dataTables.css"> </link></head>

HTML テーブルをナイスに扱う DataTables 〜Ajax編〜

blog1.mammb.com前回からの続き。。DataTables によるHTMLテーブルは当然かんたんに Ajax 対応できる。 arrayでのレスポンス 簡単な例として、サーバへのAjax呼び出しの結果としてarrayを返却する場合。 HTML のテーブルは前回と同様。 <body> <table id="table_id"> <thead> <tr><th>Rendering engine</th><th>B</th></tr></thead></table></body>…

HTML テーブルをナイスに扱う DataTables 〜導入編〜

DataTables とは HTML テーブルを操作する jQuery のプラグイン。 本家は以下datatables.net 簡単な例 Microsoft の CDN でホストされているため、stylesheet と script を以下のように指定。 <head> ・・・ <link rel="stylesheet" type="text/css" href="http://ajax.aspnetcdn.com/ajax/jquery.dataTables/1.9.4/css/jquery.dataTables.css"> </link></head>

jQueryライブラリなどの CDN 指定方法

CDN 利用の利点 −jQuery などのライブラリ読み込みは、スケールされたサーバの CDN を利用することで高速化が期待できる。 −多数のページが URL の CDN を指定することでキャッシュの有効活用が期待できる。 −開発時にはお手軽。 商用でも多数の CDN サービ…

アジャイルモデリング(AM)の序文がスゴい

etc

結構昔のAM本の序文がスゴいので紹介します。 アジャイルモデリング―XPと統一プロセスを補完するプラクティス (OOP Foundationsシリーズ)作者: スコット・W・アンブラー,株式会社オージス総研出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2003/08/06メディア: 単行本(ソ…

アナパタ リターンズ その5:Knowledge Level (Accountability)

blog1.mammb.com 前回の続き。 Knowledge Level オブジェクトがどのように振る舞うべきかについて述べてるオブジェクトのグループを Knowledge Level(知識レベル) として区別して識別する(別名 メタレベル)。 モデルは、構造や振る舞いをルール化する Knowle…

アナパタ リターンズ その4:Accountability

blog1.mammb.com 前回の続き Accountability パーティー間の複雑な依存関係グラフを表す。 単純な組織階層を扱う場合には、Organization Hierarchy でどうにかなるが、大きな組織を扱いだすと手に負えなくなってくる。例えばACM社のボストン営業所はニューイ…

アナパタ リターンズ その3:Aggregating Attribute

blog1.mammb.com前回の続き、 Aggregating Attribute 組織構造などの階層構造において、特定のオーバーライドが無い限り、子が親の属性を引き継いで使用する。 親の特性を子供が共有することはよくある。例えば、会社の会計通過が米ドルであれば、子供となる…

アナパタ リターンズ その2:Organization Hierarchy

blog1.mammb.com 前回の続き、 Organization Hierarchy 組織の階層構造を表す 再起構造は古くは pigs ear と呼ばれたように自身への関連を追加するだけで非常に単純に表現できる。しかしこの関連だけでは、最上位のオブジェクトには親が存在しないことや、あ…

アナパタ リターンズ その1:Party

昔のメモを発掘したので今さらですが・・ 言わずと知れた 邦訳アナパタですが、Odell で書かれていたり、無理に日本語にしてしまっていたりして読みにくいですよねー アナリシスパターン―再利用可能なオブジェクトモデル (Object Technology Series)作者: マ…

あの、isAssignableFrom ってよくわからなくなるんですケド

Class オブジェクトにある isAssignableFrom がよくわからなくなる public boolean isAssignableFrom(Class cls) クラスのメタ情報をあつかう機会ってそんなにないし、使おうと思うとわすれてる Java Doc は Determines if the class or interface represent…

JavaEE 6 を Netbeans 使って、

前回までは IDE を使わずに JavaEE6 を触って見ましたが、普通はやっぱり IDE 使うわけで、 blog1.mammb.com プロジェクトの作成 ファイル > 新規プロジェクト で Webアプリケーションを選択 プロジェクト名を適当に コンテキストと依存性の注入を有効にして…

JavaEE 6 をテキストエディタだけで(5) - CDI編

前回の続きで CDI の導入blog1.mammb.com CDI(Contexts and Dependency Injection)とは JavaEE 6 にて標準化されたDI仕様(JSR 299) Java EE 5 仕様での DI は制限された形で仕様化されてきた(EJB や JSF など個別の仕様で DI が定義されてきた) 例えば EJB …

JavaEE 6 をテキストエディタだけで(4) - JSF編

前回の続きでJSFの導入 blog1.mammb.com web.xml の作成 ここまで設定ファイルレスでやってきたが、現在 JSF は Servlet3.0 の web.xml レスには対応していない。ここで作成する src/main/webapp/WEB-INF/web.xml を作成

JavaEE 6 をテキストエディタだけで(3) - JPA編

blog1.mammb.com 前回作成したEJBにJPAによるDB操作を組み込む DBサーバの起動 glassfish 同梱の Derby を使う。glassfish の asadmin コマンドで asadmin start-database とすることで Derby が起動する。DBは以下のフォルダに sun-appserv-samples という…

JavaEE 6 をテキストエディタだけで(2) -EJB編

blog1.mammb.com前回に続いて EJB 呼び出し。 EJB の依存関係を pom に追加 javax.ejb の依存を pom.xml に追加 <dependency> <groupId>org.glassfish</groupId> <artifactId>javax.ejb</artifactId> <version>3.1</version> <scope>provided</scope> </dependency> 全文は以下

JavaEE 6 をテキストエディタだけで(1) - Servlet3.0編

いまさらの Java EE 6 について・ NetBeans の Java EE 6 サポートが充実していて楽ちんすぎる ので、テキストエディタとコンソールでなるべく手動で JavaEE 6 を Step by Step する。 glassfish のインストールと起動手順 今回は glassfish 使う。 http://g…

初めてのコトリン 〜9分ぐらいで文法編〜 その2

以下をベースに文法をザックリまとめ。Scala とだいたい同じ文法になってる。 http://confluence.jetbrains.net/display/Kotlin/Welcome ちなみに、はてなのスーパーpre記法がkotlinにまだ対応してないので、コードのキーワード色つけがされません・・ パッ…

初めてのコトリン 〜Learning Kotlin〜 その1

Kotlin とは IntelliJ IDEA 開発元の JetBrains社 の Andrey Breslav と Dmitry Jemerov にて開発されているオブジェクト指向言語。ロシアにある JetBrains社 のラボ近くのコトリン島が名前の由来。Kotlin はフィンランド語でやかんを表すため、ロゴがやかん…

Ceylon : Quick introduction 邦訳(4)

Quick introductionの邦訳その4です。blog1.mammb.com 演算子ポリモーフィズム Ceylon は、CとJavaでサポートされる大部分の演算子に加え、リッチな演算子を一式備えています。演算子のオーバーロードはサポートされません。例えば、Ceylon 言語のモジュール…

Ceylon : Quick introduction 邦訳(3)

以下の邦訳 その3 です。ceylon-lang.orgblog1.mammb.com 型エイリアスと型推論 型宣言を完全に明示した場合、理解しやすいというより難解なコードになりがちです。ジェネリック型の繰り返しが現れると、コードの可読性は著しく損なわれます。我々は以下のよ…

Ceylon : Quick introduction 邦訳(2)

Quick introductionの邦訳その2です。blog1.mammb.com ミックスイン継承 javaと同じように、Ceylon にはクラスとインターフェースがあります。クラスは単一のスーパークラスと任意の数のインターフェースを継承できます。インターフェースは任意の数の他のイ…

Ceylon : Quick introduction 邦訳(1)

Quick introductionの邦訳です。 Quick introduction 機能の一覧を見ただけではプログラム言語の本質に到達することはできません。言語を形作るものは、ごく細かいもが全体としてどのように関連するかということです。そして、これは実際にコードを書いてみ…

Ceylon M3 や Kotlin M2 など出そろってきたNBJLはどうなる?

The Next Big JVM Language 先日(2012/7/11)に Ceylon M3.1 がリリースされました。JetBrains の Kotlin も M2 が先月出ましたし、Xtend も Eclipse Juno に合わせて 2.3 になったり、NBJL(The Next Big JVM Language) のレースが加速してきています。Fantom…

Implementation Tips 致し方なく例外を無視する場合、今昔

例外を致し方なく無視する場合、 最悪なのは、これとか try { ・・・・ } catch (XxxException e) { } これ try { ・・・・ } catch (XxxException e) { } 昔良く見たのは、 これとか try { ・・・・ } catch (XxxException e) { // ignore } これ try { ・…