「NewtonPad」はタッチパッドでのマウスカーソルの移動に慣性が働くようになるユーティリティです。以下よりダウンロード可能です。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se471318.html
タッチパッドでは、マウスカーソルを画面の端に移動する場合に、何度も指を動かす必要がありますが、NewtonPadを使うとマウスの移動に慣性が働き、少ない動作でマウスカーソルを移動させることができます。
さらに、タッチパッドにタッチしたままキーを押すことで、マウスの操作をキーボードで行うことができるようになります。例えば「I」キーでホイールアップ、「,」キーでホイールダウンなどになります。
私の場合は右手でタッチパッドを触るので、マウス操作のキーバインドを左手近くのキーにも割り当てて使用しています。リフトレス・タップはOFFにしています。
ThumbKey.iniの設定をさらしておきましょう。
Rem NewtonPad終了 Q,ExitApp Rem マウス操作発生 J,SendInput,{LButton Down},{LButton Up} X,SendInput,{LButton Down},{LButton Up} K,SendInput,{MButton Down},{MButton Up} C,SendInput,{MButton Down},{MButton Up} L,SendInput,{RButton Down},{RButton Up} V,SendInput,{RButton Down},{RButton Up} I,SendInput,{WheelUp} E,SendInput,{WheelUp} ",",SendInput,{WheelDown} D,SendInput,{WheelDown} Rem キー操作発生 S,SendInput,{Alt Down}{Left}{Alt Up} F,SendInput,{Alt Down}{Right}{Alt Up} R,SendInput,{Ctrl Down}{F4}{Ctrl Up}
ここで言いましょう。「数か月使用しましたが、手放せません。」
ノートPCをお使いの方は試してみることをお勧めします。
タッチパッドの種類によって実行ファイルが異なるので注意してください。Let'noteの場合は「NewtonPad_Synaptics.exe」です。