PowerShell コンソールで操作ログを記録する


操作ログの記録開始

Start-Transcript -Path "c:\logs\transcript_$(Get-Date -Format "yyyyMMdd-HHmmss").log" -Append


操作ログの記録終了

Stop-Transcript


Start-Transcript

Start-Transcript は、PowerShell のコマンドレットの一つで、PowerShell コンソール上で行われたすべての操作(入力したコマンドと、その実行結果)を、そのままテキストファイルに記録(書き出す)ことができます。

以下のコマンドを実行すると、記録が開始されます。

Start-Transcript

ファイル名を指定しない場合、通常はユーザーの「ドキュメント」フォルダ内に、以下のような名前のテキストファイルが作成されます。

PowerShell_transcript.<コンピュータ名>.<ランダムな文字列>.<タイムスタンプ>.txt

よく使うオプションは以下になります

  • -Path : 記録するファイルの場所とファイル名を明示的に指定
  • -Append : すでに存在するファイルがある場合、そのファイルの末尾に新しい記録を追記する
  • -NoClobber : すでに存在するファイルがある場合、上書きせずにエラーにする(-Append と同時に指定することはできない)

記録を停止するには、以下のコマンドを実行します。

Stop-Transcript

このコマンドを実行すると、ファイルへの書き込みが終了し、ファイルが閉じられます。